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「ユウタ」のboxing観戦日記亀田世界戦のホントのところ
スポンサードリンク2006年8月2日(水)に行われた亀田VSランダエダの世界王座決定戦
ご存知のとおりいろいろ物議を醸し出す判定でしたが、
ほんとのところはどうなんでしょう?検証してみましょ^^
判定結果の検証をする前にまずボクシングの
判定の仕組みについて少し触れときましょう
そもそもボクシングの試合はラウンドごとに優劣を決めます
優劣を決める際の手段はポイントです。
各ラウンドごとに10点満点の減点法で採点して、
最終的には全ラウンドのポイントを合計したものが試合の勝敗を決定します。
ちなみにパンチを放った数や試合に対する積極性、
その他もろもろの要素(ここら辺の採点基準が非常に曖昧…)でこのポイントが決定される
さて前置きはこのぐらいにして問題の亀田VSランダエダの試合!
この試合ではどのような採点が行われたのかをみていきましょう^^
まず1ラウンド
このラウンドはご存知のとおり亀田はダウンを取られてしまいました。
ダウンをとられるとだいたいマイナス2ポイントされてしまいます。
ということでこのラウンドは10(ラ)対8(亀)
2ラウンド〜6ラウンド
初回にダウンを喫したもののそこから必死の追い上げで
徹底的に打ち合いに出た亀田。
もちろんランダエダも同じように足をとめて打ち合いに出る。
両者互角の打ち合いのため正直判定の優劣は非常につけにくい。(ジャッジ泣かせ!)
しかし、パンチの重さでは亀田が上という点が評価され
2、3、5、6ラウンドの各ラウンドは9(ラ)対10(亀)
4ラウンドはランダエダのパンチのヒット率が評価され10(ラ)対9(亀)
7ラウンド〜10ラウンド
ランダエダが前半のラウンドとはうってかわって打ち合いを避け、
微妙に距離をとって戦いはじめたのがこのあたりである。
亀田が積極的に攻めてきたところを、ランダエダは右ジャブをチョンチョンと
軽くあてるのが目立った。
亀田の攻撃姿勢を評価するかorランダエダの右ジャブを評価するかが
採点の分かれ目となるところである。
正直、明確に分けるのは難しい…
こういうケースの場合は得てして
ジャッジの好みによる採点が行われると言ってもいいかもしれない。
7、8、10ラウンドが9(ラ)対10(亀)
9ラウンドが10(ラ)対9(亀)といった感じだろう。
そして後半11、12ラウンド
テレビを見ていた方なら分かるだろうが、亀田はダウン寸前の
フラフラ状態に陥った。パンチの数が極端に減り、クリンチ(相手に抱きつくこと)を
して時間を稼ぐ場面も目立った。
亀田もよく耐えて立ち続けたが、採点という意味では
この11、12ラウンドは完全にランダエダが握ったので10(ラ)対9(亀)
さてでは1ラウンド〜12ラウンドまでのポイントを合計してみると
以下のような結果になる。(あくまでも僕の採点です)
ランダエダ 亀田
@ 10 8
A 9 10
B 9 10
C 10 9
D 9 10
E 9 10
F 9 10
G 9 10
H 10 9
I 9 10
J 10 9
K 10 9
合計 113 114
という非常に僅差ではあるが亀田1ポイント差で勝利である。
しかし、非常に微妙な判定のラウンドが中盤に多かったのも事実である。
特に5、7、8、9ラウンドはジャッジの好みによっては
どちらにポイントがいってもおかしくなかったとおもう。
こういうかねあいもあってか最終的には3人のジャッジが2対1の僅差で
亀田を支持という結果につながったのである。
…とまぁ僕の見方はこんな感じになりました。
しかし、日ごろボクシングをあまり見ない一般の視聴者が
この試合を見たらこうは見てくれないだろう。
序盤のダウンと後半の11、12ラウンドだけにどうしても目がいってしまうとおもう。
とりわけボクシングになじみのない方は、ダウンに過剰に比重を置きがち。
これで勝敗を決定づけてしまう人も多い。
しかし、これは素人の見方です。
たとえ、ダウンをとられ8対10でそのラウンドをとられ2ポイントリードされても、
他の2ラウンドで優勢に試合を進めたら10対9、10対9ですぐにチャラにできるのである。
今回の試合でも初回に亀田はダウンをしているが中盤でダウンの分は挽回し、
むしろ逆転しているぐらいの積極性は十分に見受けられた。
しかし、終盤のランダエダの猛攻にあい結果僅差の判定にもつれこむ
という流れになってしまい、その結果として「亀田疑惑の判定勝利!」といわれてしまうのも
ある意味仕方のないことかもしれない。
それに加えてヤラセの色が強いTBSというテレビ局。
これが後押ししてかいわゆる「八百長疑惑」が浮上するのも必然なのかもしれない
ある種の作られたスター的な雰囲気がにおう亀田興毅
そのイメージを払拭するためにはどうしてもこの試合は周囲を納得させる
決定的な内容で勝ちたかったものである。
今回のような微妙な勝ち方では周囲は納得しないだろうし、
見ていてもスッキリしないモヤモヤ感をもたれるだろう。
最後にいちボクシングファンの僕としては「八百長疑惑」のようなものが
ボクシングの世界ではあるんだという、間違った認識を持たれるのが非常に悲しい。
今年に入ってからは最年長日本人世界チャンピオンの越本選手や
相手選手の死亡事故という苦難の道を乗り越えて世界チャンピオンになった
名城選手らがボクシング界を密かに支えてくれていたのに…
なんだかこうした地味ではあるが職人気質なボクサー達が築き上げてきた
ボクシングという神聖な世界が間違ったイメージを持たれ、
そして壊されてしまうのではないかが非常に気がかりである。
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